こうき(日商簿記2級)
最新記事 by こうき(日商簿記2級) (全て見る)
- 【合格率30%以下!?】日商簿記2級の難易度が高い〇つの理由と対策方法 - 2020年8月27日
- 【有資格者が厳選】日商簿記2級テキストおすすめ20選 - 2020年8月6日
- 【スキマ時間で合格!?】日商簿記2級のおすすめアプリ10選 - 2020年7月9日
今回は、日商簿記2級の合格率と難易度、そして「なぜ日商簿記2級の難易度が高いと言われているのか」についてお話していきます!
また、日商簿記2級に合格するためにどうすればいいのか、実際に日商簿記2級試験に合格した私が詳しく解説していきます!
ぜひ、最後まで読んでみてください!
この記事を読むメリット
- 日商簿記2級の合格率と難易度が分かる。
- 日商簿記2級の合格難易度が高い理由が分かる。
- 日商簿記2級に合格するための勉強時間や勉強方法が分かる。
- 日商簿記2級に合格するメリットが分かる。
日商簿記2級の合格率・難易度は!?
まずは日商簿記2級の合格率・難易度について解説していきます!
日商簿記2級の合格率
日商簿記2級の合格率は平均25%程度となっています。
以下に過去10回分の合格率を記載しているのでご覧ください。
回(試験実施年月日) | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率(合格者数÷実受験者数) |
154(2020.2.23) | 46,939名 | 13,409名 | 28.6% |
153(2019.11.17) | 48,744名 | 13,195名 | 27.1% |
152(2019.6.9) | 41,995名 | 10,666名 | 25.4% |
151(2019.2.24) | 49,766名 | 6,297名 | 12.7% |
150(2018.11.18) | 49,516名 | 7,276名 | 14.7% |
149(2018.6.10) | 38,352名 | 5,964名 | 15.6% |
148(2018.2.25) | 48,533名 | 14,384名 | 29.6% |
147(2017.11.19) | 47,917名 | 10,171名 | 21.2% |
146(2017.6.11) | 43,767名 | 20,790名 | 47.5% |
145(2017.2.26) | 60,238名 | 15,075名 | 25.0% |
(参照:商工会議所の検定試験)
同じ日商簿記2級試験といっても、やはり試験ごとに合格率には差が出ています。
合格率が高い回では40%を超えることもありますが、低い回では10%強となっています。
日商簿記2級は難易度が高い資格試験
そして、合格率が25%前後であることを考えると、日商簿記2級は合格難易度の高い試験であると言えると思います。
どんなに勉強時間を増やし対策しても、試験が難化した回であれば、10人に1人~2人しか合格することができません。
そのため、日商簿記2級に合格したいのであれば、それなりに勉強時間を確保し、正しく対策を行うことが最低限必要になってきます。
正しく勉強すれば、独学でも合格はできる!
ただし、難易度が高いと言っても正しく対策すれば、独学でも十分合格することができる試験です。
私自身も入社した企業で日商簿記2級の資格を取得するように言われ、受験しましたが独学で合格することができました。
また、同じく入社した同期や先輩も独学で多くの人が合格していました。
なので、十分な勉強時間を確保し、正しく勉強すれば合格することができる程度の難易度だと思ってください。
ですが、あとで詳しく解説しますが、勉強時間は結構な時間が必要となりますし、必ず1回だけで合格できるわけではありません。
その点を踏まえ、日商簿記2級試験に臨んでください。
日商簿記2級の難易度が高い5つの理由とは?
次になぜ日商簿記2級の合格率が低いのか、難易度が高いと言われているのかについて、実際に受験した経験も踏まえてお話していきます!
まず、日商簿記2級の合格率が低い理由5つを先に簡単に記載しておきます。
合格率が低い理由
1.身につけなければならない知識の量が多い
2.知識を応用する力が必要となる
3.問題量が多い
4.工業簿記が範囲に加わる
5.計算ミスによる失点がおこりやすい
これら5つの理由について、それぞれ詳しく解説していきます!
1.身につけなければならない知識の量が多い
日商簿記2級の合格率が低い大きな理由の1つが「求められる知識量が多い」ということです。
市販の日商簿記2級用の対策テキストを見たことがある人は分かると思いますが、かなり分厚いです。
ページ数でいうと商業簿記と工業簿記を合わせて約1000ページに及ぶものもあります。
それだけの知識を1から身につけなければいけないため、2~3週間程度少し勉強しただけでは合格することができません。
なので、勉強をコツコツとしっかり続けてきた人しか合格できず、合格率が低くなってしまいます。
2.知識を応用する力が必要となる
日商簿記2級の合格率が低い大きな理由のもう1つが「応用力が必要になる」ということです。
先ほど日商簿記2級の対策テキストには約1000ページに及ぶものがあると話しましたが、そのテキストを読み込み、キソ知識を身につけただけで合格できるわけではありません。
そのキソ知識を応用しないと実際の試験は解くことができないからです。
また、日商簿記2級は選択式ではなく、記述式のため、運で得点を稼ぐことも難しいです。
なので、必ずキソ知識をつけて、なおかつその知識を応用できるように問題集を解き、力をつける必要があります。
この応用力をつけるのにも時間がかかりますし、中にはキソ知識を応用するのが苦手という方もいます。
そのため、合格するのが難しくなってしまいます。
3.問題量が多い
日商簿記2級は問題量が多く、素早く問題を解いていく必要があります。
あまり1つの問題に時間をかけすぎると問題が解ききれないというケースも十分おこりえます。
なので、ちゃんと対策して知識や応用力を定着させないと合格することができません。
4.工業簿記が範囲に加わる
日商簿記3級では商業簿記のみが試験範囲となっていますが、日商簿記2級では加えて工業簿記も試験範囲となっています。
そして、工業簿記が加わることにより、商業簿記とは違う考え方も身につける必要がでてきます。
単純に試験範囲が増えることももちろんですが、異なる考え方を新しく身につけるのに時間が必要となり、(日商簿記3級に比べて)試験の難易度が上がるといえます。
5.計算ミスによる失点がおこりやすい
先ほどお話した通り、日商簿記2級は問題量が多く、素早く解いていく必要があります。
また、見直しをする時間もあまり多くはとれません。
なので、計算ミスがおこる可能性がかなり高いです。
そして、日商簿記2級では1つの問題で計算ミスをすると、その後の問題も同じく計算間違いになってしまうことがよくあります。
1つの大問の序盤で間違えると、その後の問題全てが間違えということにも最悪なっていまします。
どれだけ力を磨いても、1つの計算ミスで不合格になってしまうことがあることも日商簿記2級の合格率が低い理由と言えるでしょう。
日商簿記簿記2級に合格するために必要な勉強時間は?
このように難易度が高い日商簿記2級ですが、どのくらいの勉強すれば合格することができるのでしょうか?
日商簿記の2級の勉強時間に関しては日商簿記3級の知識があるかどうかにもよって変わってきます。
なので、日商簿記3級の知識がある場合とない場合にわけて、お話していきます。
日商簿記3級の知識がない場合の勉強時間
日商簿記3級の知識がない場合、一般的には独学なら350~500時間程度、通信講座などを利用するなら250~350時間程度、勉強時間が必要がといわれています。
1日3時間コンスタントに勉強するとしても、独学なら4か月、通信講座を利用するなら3か月程度は勉強しなければいけない計算になります。
もちろん人によってキソ知識を身につけるのや、応用力をつけるのに必要な時間が変わってくるのであくまで目安としてください。
日商簿記3級の知識がある場合の勉強時間
日商簿記簿記3級に合格できる程度の知識がある場合には、独学なら250~350時間、通信講座などを利用するなら150~250時間を勉強時間の目安としてください。
先ほどと同じく1日3時間コンスタントに勉強するとして計算すると、独学なら3か月、通信講座を利用するなら2か月は勉強する必要があります。
日商簿記3級合格レベルの知識を持っている方は、日商簿記3級についての勉強をしなくていいことと簿記の考え方が分かっており、スムーズに日商簿記2級の勉強を始めれるため、勉強時間を大幅に減らすことができます。
とはいっても、やはり日商簿記2級に合格したいなら、それなりに勉強量は必要になってきます。
私も日商簿記3級に関する知識がそれなりにあった状態から始めたため、勉強時間を抑えることができました。
また、私は独学で合格しましたが日商簿記3級の知識がある場合に必要と考えらえる勉強時間250時間~350時間より少なくすることができました。
なので、あくまで上記にあげた時間は目安であり、個人差があることを覚えておいてください!
日商簿記2級に合格するための勉強方法3つ!
続いて、日商簿記2級に合格するためのおすすめの勉強方法を3つ紹介していきます!
1.市販の参考書・問題集を利用する
まず1つ目の方法が「市販の参考書や問題集を利用して独学で勉強する」ということです。
多くの方がこの方法で勉強しようと考えていると思います。
そして、何度かお話している通り、この方法で日商簿記2級には十分合格することができます。
なので、コストを抑えて合格したいという方は市販の参考書や問題集を利用して勉強することがおすすめです。
ただし、独学で勉強する場合には分からないことも多々出てきて、その都度自力で調べながら解決していく必要があります。
そのため、独学の場合には効率が悪くなることがデメリットとして挙げられます。
おすすめの参考書・問題集
市販の参考書や問題集を利用して、独学で対策したいという方向けにおすすめの参考書や問題集を紹介します!
実際に私が使用していた参考書や問題集の中で、特におすすめのものを3つ選びました!
ぜひ、参考にしてください!
おすすめの参考書・問題集①:スッキリわかるシリーズ 日商簿記2級
こちらは、日商簿記2級の勉強を始める際にまず初めに読むべき参考書です。
日商簿記2級に関するキソ知識が端的にまとまっており、効率よくキソ知識を身につけていくことができます。
また、説明が分かりやすいことはもちろん、イラストもふんだんに使用されており、ストレスなく読み進めることができます。
難しい言葉で説明されるのは嫌だ、ただひたすら説明が続くのが嫌だという方に、特におすすめしたい参考書です。
簡単なチェック問題もついているため、キソ知識がしっかり理解できているか確認しながら勉強することができます。
キソ知識用のテキストを何冊も調べてきましたが、その中でも個人的に一番おすすめです!
「スッキリわかるシリーズ 日商簿記2級」は、商業簿記と工業簿記でそれぞれ別で発売しているので、必ず2冊とも購入するようにしましょう。
著者 | 滝澤 ななみ |
料金 | 商業簿記 1540円(税込) 工業簿記 1540円(税込) |
イラスト充実度 | ★★★★☆ |
わかりやすさ | ★★★★★ |
発売日 | 商業簿記 2020/2/27 工業簿記 2019/2/20 |
著者 | 滝澤 ななみ |
おすすめのテキスト・参考書②:よくわかる日商簿記シリーズ 合格トレーニング日商簿記2級
こちらは、先ほど紹介した「スッキリわかるシリーズ 日商簿記2級」などを読み、キソ知識を身につけたあとに使用したい問題集となります!
大手で有名な資格の学校TACが出版しており、質の高い問題が揃っています。
各問題に重要度が記載されていることもポイントの1つで、重要度の高い問題を重点的に学習することで効率的に学習を進られます。
こちらのテキストは解説が少なめでイラストもほとんどなく、一見難しそうな印象を受けるかもしれません。
ですが、キソ知識をしっかりと身につけている方であれば、十分理解することができる必要最低限の内容になっており、むしろ少ない時間で理解を深めることができる良書となっています。
キソ知識用のテキストを読み込んで、あとは応用力を身につけたいという方におすすめの問題集です。
「よくわかる日商簿記シリーズ 合格トレーニング日商簿記2級」も商業簿記と工業簿記で、それぞれわかれて問題集が発売されています。
著者 | TAC簿記検定講座 |
料金 | 商業簿記 1980円(税込)
工業簿記 1650円(税込) |
イラスト充実度 | ★★☆☆☆ |
わかりやすさ | ★★★★☆ |
発売日 | 商業簿記 2020/2/16
工業簿記 2015/3/24 |
おすすめのテキスト・参考書③:よくわかる日商簿記シリーズ 合格するための過去問題集 日商簿記2級
最後に紹介するのは、日商簿記2級の過去問題集です。
日商簿記2級の過去問題集はいくつか発売されていますが、その中でも一番おすすめなのがこの「よくわかる日商簿記シリーズ 合格するための過去問題集 日商簿記2級」です。
過去12回分もの試験問題が収録されており、多くの過去問題に取り組むことができます。
過去問題を使用した学習では時間配分のチェックや知識の抜け漏れのチェック、試験テクニックの定着など確認するべきこと、やらなければならないことがたくさんあります。
それら全てを行い、本番の試験に万全な体制で臨むためにも、過去12回分もの試験問題が収録されていることはかなり嬉しいポイントとなっています。
こちらも解説はシンプルですが、学習をしっかり進めてきた方であれば理解することができるはずです。
日商簿記2級を受けるなら、必須の過去問題集です!
著者 | TAC簿記検定講座 |
料金 | 2200円(税込) |
イラスト充実度 | ★☆☆☆☆ |
わかりやすさ | ★★★☆☆ |
発売日 | 2020/7/8 (合格するための過去問題集 日商簿記2級 '20年11月検定対策) |
著者 | TAC簿記検定講座 |
2.アプリを使用する
独学で勉強するにしろ、スクールを利用するにしろ、アプリも一緒に使用して勉強することがおすすめです!
アプリでは簡単な仕訳問題の対策を行うことができます。
実際の試験でも仕訳だけの問題が大問1で5問出題され、配点は100点中20点も占めるため、必ず対策をするべきポイントとなります。
その仕分け対策をアプリを使用して隙間時間に簡単に行うことができます。
あまり勉強時間を確保できないという方には特におすすめです。
おすすめのアプリ
おすすめのアプリも3つ紹介しておきます!
ぜひ、参考にしてください!
おすすめアプリ①:パブロフ簿記2級
まず1つ目に紹介するのが「パブロフ簿記2級」です!
パブロフシリーズは参考書や問題集を出しているほか、ブログでも日商簿記2級に関して情報発信をしている有名なシリーズです。
「パブロフ簿記2級」は他のアプリに比べても、より試験レベルに近い問題を出題してくれることがポイント。
確実に合格するための力を伸ばすことができます。
間違えてしまった問題はあとでまとめて復習することができ、知識の抜け漏れをしっかりと埋めていくことができます。
解説も詳しいため、理解できないということもおこりにくいです。
商業簿記と工業簿記それぞれ別のアプリとなっているため、両方対策したい場合には2つのアプリをダウンロードする必要があることに注意してください。
価格 | 商業簿記 730円
工業簿記 730円 |
分かりやすさ | ★★★★★ |
対応OS | iPhone・android |
おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめアプリ②:簿記2級 過去試験対策 問題集
「簿記2級 過去試験対策 問題集」も、比較的レベルの高い仕分け問題を出題してくれます。
選択して回答する形式となっており、回答を選ぶとすぐに答えと解説が表示されます。
こちらも間違った問題をまとめてくれ、苦手な問題のみを復習することができます。
一部無料ですが、無料で解ける問題数は少なく、すべての問題を解くには課金が必要となります。
価格 | 490円(一部無料) |
分かりやすさ | ★★★★★ |
対応OS | iPhone |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
おすすめアプリ➂:パブロフ簿記2級 商業簿記lite
先ほど紹介した「パブロフ簿記2級」の無料バージョンとなります。
無料バージョンは商業簿記のみに対応しており、問題数も少なめです。
ですが、無料でも電卓機能の搭載や間違えた問題の復習、チェックした問題のみの復習など、有料バージョンと同じ機能がついており、使いやすさは抜群です。
試験対策というには少し問題数は少ないですが、まずはお試しで利用してみたいという方はこちらがおすすめです!
価格 | 無料 |
分かりやすさ | ★★★★★ |
対応OS | iPhone・android |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
3.通信講座を利用する
独学で勉強するのが不安という方には通信講座の利用がおすすめです!
通信講座は約2万円から5万円と比較的安い価格で受講することができ、かつ質の高い授業を受けることができます。
質問対応サポートを行っている通信講座もあり、疑問点が出てきてもすぐに解消することができます。
スマホで授業を受けることができる場合もあり、隙間時間を利用しながら効率的に学習を進められます。
確実に合格したいなら通信講座を利用するのがおすすめ!
おすすめの勉強方法に関してお話してきましたが、確実に合格したいという方は通信講座を利用するのがおすすめです!
通信講座を利用すれば、独学で勉強するより効率的に学習を進められます。
間違った解釈をしたり、疑問点を残したまま試験を迎えてしまったりするなどの可能性も低く、無駄な失点を抑えることができます。
そのため、合格する可能性をかなり上げることができます。
中には通信講座は独学よりお金がかかるから嫌だという方もいるかもしれません。
ですが、意外に通信講座はコスパもいいです。
というのも、通信講座を利用すれば、合格するための勉強時間を100時間近く減らすことができると言われており、その時間をバイトや仕事に利用すればすぐにかかった費用を取り返すことができるからです。
おすすめの通信講座!
通信講座が気になるという方にむけて、おすすめの通信講座を3つ紹介しておきます!
参考にしてください!
おすすめ通信講座①:スタディング
おすすめの通信講座1つ目は「スタディング」です。
スタディングは受講料が17,980円(税別)のみと他講座に比べて安く、あまり費用をかけたくないという方でも気軽に利用することができます。
授業はスマホだけで完結する形式となっており、授業動画はもちろん、テキストもスマホで閲覧することができます。
忙しくて勉強時間をなかなか確保することが難しいという方でも、通学中や通勤中の時間を利用して学習することができます。
その他、勉強時間や進捗状況が分かる「学習レポート」や、同じ日商簿記を受験する仲間と繋がれる「勉強仲間機能」があることがポイント。
勉強のモチベーションを維持し、確実に合格できるようなサポートがついています。
ただ、スタディングは質問対応サポートがなく、疑問点ができても自力で解決する必要があることが懸念点となっています。
とはいえ、この価格でプロの講師による授業を受けることができるのはかなり魅力的ポイントです!
受講料金 | ★★★★★ (税別17,980円) |
テキストの分かりやすさ | ★★★★☆ (デジタルテキスト) |
サポート体制 | ★★★☆☆ |
学習コンテンツの豊富さ | ★★★★★ |
\コスパ最強!の日商簿記2級対策/
スマホだけで授業が完結するからどこでも学習できる!
おすすめ通信講座②:CPA
CPAの特徴は講師陣のレベルの高さ!
全国の有名な人気講師が集まるスクールで質の高い授業を受けることができます。
全国の平均合格率が10%の公認会計士試験で、CPAの受講生は合格率が40%という驚異的な記録を叩き出していることからもCPAの授業・講師陣のクオリティが高いことが分かります。
CPA自体は公認会計士用のスクールですが、公認会計士試験の対策講座の1つとして、日商簿記2級講座を提供しています。
講座費用は42,000(税込)で若干高めにはなっています。
ですが、レベルの高い講師による授業が受けたいという方にはぜひおすすめしたい通信講座となっています。
受講料金 | ★★★★☆
(税込42,000円) |
テキストの分かりやすさ | ★★★☆☆
(白黒のテキスト) |
サポート体制 | ★★☆☆☆ |
学習コンテンツの豊富さ | ★★★★☆ |
おすすめ受験対策講座③:クレアール
最後に紹介するのは「クレアール」です!
クレアールは充実した質問対応サポートが特徴です!
質問は電話、インターネット電話、メール、FAXなど様々な方法で受け付けており、ご自身の都合に合わせて質問方法を選ぶことができます。
忙しくて時間がないという時にはメールやFAXで質問し、その回答を見ても分からないから直接話を聞きたいという時には電話で質問することができます。
質問対応サポートを行っている通信講座には質問数に制限があるところもありますが、クレアールは質問制限がなく、何度でも質問することができます。
難しい日商簿記2級では疑問点もたくさん出てくることが予想されるため、質問対応サポートが手厚いことはかなり魅力的です。
「最低限の学習で日商簿記2級に合格する」というコンセプトをかかげたクレアールでは、必要最低限の内容を詰め込んだ薄いテキストを作成していることもポイント。
図解や語呂合わせなども多数取り入れられ、理解しやすく、効率的に学習することができます。
勉強時間があまり確保できず、効率的に日商簿記2級の対策をしたいという方にはクレアールの通信講座がおすすめです。
受講料金 | ★★★☆☆
(税込53,000円) |
テキストの分かりやすさ | ★★★★★
(効率的なテキスト) |
サポート体制 | ★★★★★ |
学習コンテンツの豊富さ | ★★★★☆ |
日商簿記2級に合格するメリット!
最後に「そもそも日商簿記2級に合格するとどんないいことがあるの?」という疑問を抱えている方にむけて、日商簿記2級に合格するメリットを5つお話していきます!
日商簿記2級を受けるかどうか悩んでいるという方はぜひ読んでみてください!
1.就職や転職で有利になる可能性がある
日商簿記2級の資格を取得するメリットの1つ目は「就職・転職で有利になる可能性がある」ということです。
あとでもお話しますが、日商簿記2級の知識を得ることで会社の経営状況が分かるなど、ビジネスマンとしてのスキルが上がります。
特に経理部門の場合には直接的に日商簿記2級の知識が役立ちます。
そのため、就職や転職で評価される可能性があります。
また、日商簿記2級の知識を求めていない会社だとしても、難しい日商簿記2級に合格できるくらいしっかりと勉強することができる人材だと評価されることもあります。
2.一部の大学入試で優遇される
大学の中には入試において日商簿記2級に合格している人を優遇している大学もあります。
そのため、もし自分が入学したい大学・学部が日商簿記2級試験に合格している人を優遇している場合には、ぜひ日商簿記2級にチャレンジしてみてください。
高校生でも十分合格することのできる試験のため、チャレンジする価値は十分にあります。
3.会社の経営状況がわかるようになる
日商簿記2級は、合格者が企業の財務諸表から経営状況を判断できるようなレベルに合わせて作られている試験となっています。
そのため、日商簿記2級の勉強をして合格すれば、自然と会社の経営状況を把握することができる程の力が身につきます。
そして会社の経営状況を把握できるようになれば、就職する企業を選ぶ際や投資をする際に、本当に優良な企業かどうか、今後伸びる企業かどうか自分で判断することができます。
4.資格手当を受けることができる
企業の中には日商簿記2級に合格している社員の月給をUPする企業や、日商簿記2級に合格したら資格手当を支給している企業もあります。
自身のスキルUPをしながら、お金をもらうことができるのはかなり魅力的ですね!
5.簿記2級資格取得という信頼を得ることができる
簿記2級に合格するメリットとして最後に紹介するのは「簿記2級取得という信頼を得られる」ということです。
会社の経営状況を判断できるレベルが求められる日商簿記2級に合格していれば、周りの人からもそれだけの力があると認めてもらいやすくなります。
上司や取引先からの信頼を得ることで、仕事も進めやすくなります。
まとめ
今までお話してきた通り、日商簿記2級は確かに難しい試験です。
ですが、挑戦する価値は十分ある資格試験となっています。
なので、今回紹介してきた勉強方法やおすすめ参考書・通信講座を参考にしつつ、ぜひ日商簿記2級に挑戦してみて下さい!
こうき(日商簿記2級)
最新記事 by こうき(日商簿記2級) (全て見る)
- 【合格率30%以下!?】日商簿記2級の難易度が高い〇つの理由と対策方法 - 2020年8月27日
- 【有資格者が厳選】日商簿記2級テキストおすすめ20選 - 2020年8月6日
- 【スキマ時間で合格!?】日商簿記2級のおすすめアプリ10選 - 2020年7月9日